猫の耳がカットされてる!?

猫の耳がカットされてる!?

たまに猫の耳の先が、V字になっている野良猫を見かけることはありませんか?

猫の耳の先が「さくらの形」のようにV字にカットされた野良猫です。
カットされた形からさくらカット、「さくら猫」と呼ばれたりします。
一瞬、ケガをしてしまったのかなと心配になったりしてまう方もいらっしゃるかもしれませんが、あの形にはちゃんとした理由があるのです!

「不妊手術や去勢手術」をした野良猫の目印

「さくら猫」は、自然にあの形に耳がなったのではなく「ボランティア」によって野良猫たちが一時的に保護され、あのような形にカットされているのです!

その理由として、「不妊手術や去勢手術をした野良猫の目印」のためのものなのです!
右耳がさくらの形になっている猫はオス、左耳がさくらの形になっている猫はメスとカットの左右が異なります。
さくらの形にカットをしたあとは「また普段の生活に戻れるよう」経過を見たり、元の環境へと帰してあげるみたいです。

不妊手術や去勢手術をすることは猫のために行っています。
カットをする時には、「痛そう」・「可哀相」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、全身麻酔で手術をする時に耳をカットしているため、猫は「痛み」は感じていません。
なので、猫への負担はとても軽いのです。
猫の耳カットは、決して誰かのいたずらでも悪意ある虐待でもありません。
猫にとって命を守るために、大切な役割を果たしています!

耳がカットされていない猫は、いつかは保健所の職員に捕獲されて、最悪の場合は殺処分されてしまう可能性があります。
猫の不妊手術や去勢手術をして、できるだけ殺処分を減らすようにしているのです。
そうならないためにも、耳のカットは必要なのかもしれません。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA